RPA インフルエンサー

『人間と共存する社会を作る』~AI界隈のインフルエンサーおざけん氏に突撃取材!

  • 2020年2月3日
  • 2020年2月6日
  • RPAI
RPA インフルエンサー
ディップ株式会社所属。
”おざけん”の愛称で親しまれる小澤健祐氏。
AI専門メディア「AINOW」編集長やAIアイドル「AIドル」のプロデュースを務める。
AI界隈の若きインフルエンサー。

おざけんさんが編集長を務める、AI専門メディア「AINOW」はこちらから。

AINOW

AI関連のニュースやトレンドならAINOW!AI・人工知能関連のニュースを1万件以上掲載。インタビューからイベントレポー…

編集部:AINOW立ち上げのきっかけは何でしょうか。

ディップは「バイトル」や「はたらこねっと」など、求人情報サービスを創業期から手がけていました。

しかし今、人口は減少し、人手不足問題が顕著になっています。

そこで、人材サービスに加え、AI・RPAの技術も提供し、日本の人手不足問題をHuman labor forceとDigital labor forceの両面から支えるLabor force solution companyというビジョンを2019年に決め、発信しています。

AINOWを発足したのも2016年になるのですが、当時、ほかにAI専門メディアというのはありませんでした。

当時からLabor force solution companyの可能性を信じて、AIに関する情報を集めながら、ネットワークを広げてきたのがAINOWです。

編集部:ちなみに編集長の就任にあたって、これから AINOW をどのようなメディアにしていきたいとお考えですか 。

AINOWはかなり流入数が増えていて、成長率もかなり高い水準にあります。

AI専門メディアの中では、日本最大級と言ってもいいのかなと思っています。

今後のメディアの方針としては以下の2つがあると思います。

1つ目は、AIというテーマを、もう少しRPAやデジタルトランスフォーメーションの領域に広げていこうと考えています。

というのも、事業を推進していくうえでAI だけではどうしても解決できない問題が出てきてしまいます。

今のAIというのは、どうしても局所的にしか使えないものなので、その他の手段を組み合わせてAIの活用が進んでほしいと思っています。

そのため、今後はRPAやDX(デジタルトランスフォーメーション)関連のコンテンツを強くしていこうと考えています。

2つ目としては、私たちのメディアは「AI」という検索ワードで1位に表示される(2020/01/16時点)などAI・人工知能に興味を持って検索してくださった顕在層の人たちに対しては、かなりリーチのできるメディアに成長しました。

AINOWとして次に取り組みたいのは、『AIに関わりたいと思う人を増やす』ということです。

つまり、AIに関心を今後持つであろう、潜在層に対していかにアプローチをしていくかが重要になってきます。

そういう意味では、今後、テレビ番組での発信やYouTubeでの発信などを強化していこうと思っています。

他にも、イベントとのタイアップを強めるなど、AI に興味を持つ人を増やすための発信をしていく責任が、AINOWにはあるのではないかと考えています 。

この2つが、これからの大きな指針なるかなと思っています。 

 編集部:潜在層に対してテレビなどで興味をつけさせるコンテンツってなかなか難しいと思うのですが、そこに対してのアイデアなどはありますか。

AIは、RPAなどと比較しても、TVやYouTube のネタとして面白い事例が多いと思います。

例えば、最近だとアニメキャラの生成だけでなく、人間の3Dの全身モデルが生成できるようにもなっています。

「面白さ」という意味では、様々な方にAIへの興味を持っていただくきっかけを作ることはできると思っています。

なので、僕がこの2年半で集めてきた事例や情報をもとに、様々な分野で面白いことができるんだよ、という事を伝えることが大事なのかなと思っていますね。

編集部:AINOWを一言で表すと、どのようなメディアでしょうか?

いろいろな人がAI に対して一歩踏み出すためのメディアになればと思っています。

それは別にエンジニアの方じゃなくても良いんです。

エンジニアでないからAIのことを知らないっていう人も多いのですが、自分の立場からでいいので、何かしらAIに興味を持って関わる一歩を踏み出すきっかけになるメディアにしたいと思っています。

編集部:AINOWではインターン生が活躍しているとお聞きしたのですが、学生の活躍にあたって工夫している点はありますか。

インターン生に関しては、採用する時点ではAI のことをあまり知らなくても、違う特定の分野でスペシャルな部分を持っている人を採用しています。

例えば、若者の政治参加を促す団体の代表を務める学生が働いており、選挙期間になったらニュース番組に出演していたりします。

彼は社会の現状を考察する能力に長けているので、政治や社会において、どのような部分でAIを活用できるかという記事も書きやすいんです。

AIの知識は後からつければいいので、AI以外の得意分野を持つ人たちの存在というのは、コンテンツの充実性にも大きく貢献してくれていますね。

編集部:ちなみに教育体制という点で工夫している事はありますか。

まずは、初日からでも記事を書いてもらうようにしてます。

僕も、文章を編集する時は様々な決め事を作ってはいるのですが、まずは書かなければ分からないので、とりあえず書いてもらっています。

一応マニュアルはあって、見てもらうんですけど、別に研修のようなことをしても仕方がないかな、という感じですね。

僕が入った時もそういう感じでした。

AIを全く知らないのにイベントとか行ってたんです。

本当に大変でした。

ただ、AIについて学習していくにあたって「まずは触れてみる。体験してみる。」のは非常に重要で、なかなかイメージの湧きづらいAIを理解するためには、こういった「とりあえず、やってみる」の姿勢で取り組むことが、一番効率がいいかなと思っています。

編集部:ディップ社の中でAINOW の立ち位置についてお聞かせください。

利益を上げることがそこまで目的になっていません。

その代わりディップでは、スタートアップを育成するAI.Acceleratorというプログラムを行っていて、メディアを通じて繋がることで、AINOWを中心としたネットワークが構築されています。

AINOWによってディップとスタートアップ、AI分野の有識者が繋がっていくという意味では、かなり貢献してくれていると思います。

なのでAINOW自体は広告を入れたり、どこかでネイティブアドの広告費をもらうなどはあまりしてないですね。

ただ、ディップもRPAのサービスを始めたので、それを知ってもらえればいいなと思い、最近RPAの記事も書き始めました。

そこまでKPIを置いているわけではないのですが、RPA関連の情報も、弊社のRPAサービスである「コボット」とつなげて発信していこうと思っています。

【FAST RPAコボット】24時間365日眠らない派遣会社に特化したRPA

はたらこねっと3000社の定例業務を分析。人材派遣会社の定例業務を自動化し、24時間365日休まず業務処理を行うロボット…

編集部:おざけんさんのように文系からAI分野に行く人も増えていると思うのですが、なにかアドバイスはありますか

僕は、キャリアの考え方に対しては分野とスキルの2つの要素の掛け算だと思っています。

大学3年生から、様々な分野のインターンをし、時には3つほどインターンを掛け持ちしていました。

カメラマンや、居酒屋の店長代行とかもですね(笑)

「AIをやる」みたいなことを決めずに、本当に色々なことをやっていました。

居酒屋の店長代行の時に磨いたコミュニケーション能力や、カメラマンとしてのスキルなど、インタビューの時に使えたりします。

AIに進路を決めたのは学生時代の後半ですが、かつての経験があるからこそ、AI分野でも自分独自の立ち位置を決めやすい状況にあると思います。

エンジニア以外の人は劣等感を感じがちですが、文系の人たちも今まで学んできたことに加えて、 AI に関わることによって、むしろ独自のキャリアを構築していくことができると思います。

編集部:ちなみに AI 分野に入っていく過程で、おざけんさんが障害に感じたことはありますか。

たくさんありました(笑)

僕は機械学習とディープラーニングの違いなんて分かりませんでしたし、AIの事業を行っている会社も全然知らなかったです。 

AIってGoogleぐらいしかしてないよね、みたいな感じでしたよ(笑)

最初に勉強し始める敷居が高い、という感じはあったかと思います。

ただ、メディアの人間としてイベントに参加せざるを得ません。

その中で、業界の有名人と何回も顔合わせたりしているうちに、顔見知りになることも増え、AI分野の方々と飲みに行くことも増えました。

僕はそんな風にイベントに行ったり人に会う必要があったため、若干その敷居が下がったとは思うんですが、それ以外の人だとやっぱり敷居が高い分野だとは思います。

これは、まだ AIと市場が未形成だからではないかと思っています。

市場は、今のインターネット産業のように、産業が成り立っているからこそ、サービスがしっかり完成して、売上が立っているんです。

産業が成り立っているからこそ、営業や広報などの職業が輝く場所が生まれます。

そういった意味では、やはりAIだけのプロダクトだけで儲けている会社って、まだそこまで多くなく、AIに関わるビジネスサイドの人はそこまで多くありません。

AI分野は今はエンジニアリングの部分だけが大きくなっている状態だと思います。

それ以外の AI を売る人、AIの魅力を伝えるマーケティングなどの役割はまだ安定してないとは思うんです。

ただ、これからはその辺りも成長していくと思うので、ぜひ、そういう立場で AI に関わってくれる人が増えたらいいなと思っています。 

編集部:最後に!おざけんさんはAI業界の中で、どういった立ち位置の人間になっていきたいと思っていますか。

自分の影響力を大きくしていくことかなと思っています。

僕は、全てのイベントや取材で、

「『人間とAIが共存する社会を作る』のがビジョンです」

と絶対に言うのですが、このビジョンは掲げつつ、自分の発信力をもっとつけていきたいと考えています。

メディアや会社はあくまでも、自分にとってビジョンを達成するためのツールでしかないと思っていますね(笑)

なのでそのツールを僕の中で増やしていき、自分の影響力をもっと色々なところで、「人間とAIが共存する社会を作る」ために使っていきたいです。

それが、AI の活用を進めることになると思っているので、もっとたくさんインプットもして、学び、いろいろな人に影響を与えられる人になりたいです。

【おざけんさんのTwitterアカウントはこちら】

おざけん|AINOW編集長|活用の視点でAIトレンドを発信|カメラマン|AIドル (@ozaken_AI)さんの最新ツイ…

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