RPA クラス

RPAのクラスとは?RPAの現状と今後向かう先を徹底解説

RPA クラス

労働力不足を補いながら生産効率を上げるため様々な施策が講じられている今、RPAが注目を集めています。

矢野経済研究所はRPA市場に関するレポートで、2018年度の同市場規模が前年度比134.8%増の418億円になると予測しました。

市場の拡大に伴ってRPAの技術は今後どのように進化していくのか、徹底解説します。

RPAの3つのクラス

RPAは搭載された機能や適用対象となる作業の難易度に応じて、

クラス 1 (RPA)
クラス 2 (EPA)
クラス 3 (CA)

の3つのクラスに分類されています。

クラス 1 Robotic Process Automation

まずRPAの初期段階となるのがクラス 1。

クラス 1の主な業務範囲は定型業務の自動化で、
人間の指示に忠実に動きます

具体的には

・情報収集や入力処理
・検証作業

などを行うことが可能です。

販売管理や経費処理など、人事・経理・総務・情報システムなどのバックオフィス業務に特に適しています。

クラス 2 Enhanced Process Automation

RPAの進化における次期段階となるのがクラス 2。

Enhancedは「強化された」という意味を持ち、
クラス 2 はクラス 1 のようにただ指示に忠実に動くのではなく、
指示を踏まえた上で自ら考え、動くようになります、

クラス 2の主な業務範囲は一部非定型業務の自動化で、
非構造化データを扱う作業のシステム化を行います

具体的には、

・AIの技術と連携し、非定型作業を自動化
・自然言語解析、画像解析、音声解析の搭載
・非構造化データの読み取り、知識ベースの活用

などを特徴とします。

クラス 3 Cognitive Automation

RPAの進化における最終段階となるのがクラス 3。

Cognitiveは「認知」という意味を持ち、
クラス 3 はクラス 2 と比べてより高度なAIと連携することで、
データの収集や分析だけでなく、意思決定までも行うことができるようになります。

クラス 3 の主な業務範囲は高度な自動化で、
大量のデータを基に学習して最良の判断を行います。

具体的には、

・プロセスの分析や改善、意思決定
ディープラーニング
自然言語処理

などを特徴とします。

ディープラーニングによりロボットは自ら成長することで、天候に応じた販売予測や生産指示など、人間だけでは対応しきれない膨大な量のデータ分析による意思決定を行えるようになります。

また、自然言語処理が可能となることで、人間と対話するだけでデータ入力を行うなど、人間と同じ立場に立って業務をこなすことが可能となります。

RPAの現状のクラス

現状多くのRPAはクラス1のレベルにあり、定型業務の自動化を行なっています。

しかし、クラス2にあたる、一部非構造化のデータにも対応できる製品が徐々に開発されてきています。

例として、英国のRPAベンダーBlue Prismが開発した「Blue Prism Digital Exchange」のサービスは、AI-OCRや自然言語処理などの機能をRPAツールに組み込むもので、デジタル化されていない手書きのデータもRPAによって十分対応可能としました。

AIの技術と連携することでRPAの技術は今後クラス 2、そしてクラス 3 へと進化していくと期待されています。

RPAの今後の展望

クラスが高くなるほど人間が出来ない、あるいは不得意とする業務がRPAによって代行可能となり、組織の生産性は大きく向上すると考えられます。

しかしその前提となるのが「RPAの導入がスムーズに行われる」ことです。

RPA導入を試みた際、「思ったように自動化が進まなかった」と報告する企業が少なくなく、結果RPA導入そのものを見送ってしまうケースも存在します。

RPAのクラスが高くなれば、それだけ導入、運用も困難となっていくでしょう。

そのため、RPAの高度化に組織の構成員が対応していけるよう、組織内でRPAツールに関わる教育体制をしっかり整えていくことが鍵となると言えそうです。

まとめ

本記事ではRPAの進化における3つのクラスを解説しました。

現状ではRPA の多くがクラス 1 に属しますが、今後クラス 2、クラス 3へと技術面で進化を遂げていくことが予想されます。

さらに高度化していくRPAを自社内に上手く取り込み、RPAから最大の効果を得られるようにするためには、人間がRPAツールについてきちんと知識を持つことが必要です。

 

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