RPAツール比較

【2019年版】RPAツール12選を機能と価格で徹底比較。

RPAツール比較

RPAを導入する上で一番時間をかけて取り組むべき問題が、どのツールを使うかというもの。

日本で徐々にRPAが認知され、市場が広がるにつれて、多くのRPAベンダーが現れ、各社の個性を生かした様々なRPAツールを販売しています。

したがって、RPA導入企業は、自社の導入目的に照らし合わせながら、各RPAツールを比較し、導入するツールを選定する必要があります。

この記事では、RPAを選定する上での判断基準と
RPAツールを選定する上で話題に上がってくるであろう12個のツールの機能や価格などを網羅的に解説していきます。

RPAツール選定方法

RPAの導入手順を解説した以下の記事でも書きましたが、ツール選定においてもっとも大事なのは「何を目的にRPAの導入を行うのか?」という導入目的がはっきりと決めること。これに尽きます。

RPAは高い買い物です。そして当然ながら高ければ高いほどできることが増えていきます。

ですから、価格やRPAベンダー各社が言うことに左右されることなく、それぞれのRPAツールの長所と短所をしっかりと分析した上で、自社の導入目的を実現してくれるRPAツールを選ぶことが大切なのです。

もし仮に「〇〇事業部の業務を効率化したい」が目的だったとしたら、小規模導入のRPAツールを使用するのがコストパフォーマンスとしても最適な選択ですが、それが全社的に波及するなら大規模展開を見越したツール選定が必要になります。

一度導入したRPAツールを別のツールに置き換えるのは、何千万というコストが追加でかかってしまうため、基本的に一度使うと決めたツールを永久的に使っていくことになる、という覚悟を持ってツール選定を行うことが大事です。

RPAツール選定の判断基準

RPAを選定する際にそれぞれのツールの特徴を調べることになると思いますが、その際にどの点に注目して見ていけばいいのかをご紹介します。

ロボットの動作環境

RPAツールによってかなりの違いが出てくるのがこのロボットの動作環境による違いです。具体的には、「デスクトップ型」か「サーバー型」かという点です。

このような動作環境の違いによって、小規模導入に向いているRPAツールなのか、大規模展開に向いているツールなのかが決まります。

デスクトップ型のRPAツールではPC上でRPAが動作する=すなわちロボット一台が稼働するためにPCが一台必要になる上、台数が増えた時のロボットの一括管理がしにくいことが問題です。

従って、大規模なRPA導入をする際にはPC購入コストがかかり、運用管理が大変になってしまうので、不向きと言えます。

しかし、小規模での管理は非常にしやすく、導入コストも低いため小規模導入には最適です。

一方、サーバー型のRPAツールは、PCがなくてもサーバーというバックグラウンドでのロボット作動が可能で、サーバーからの一括管理が容易なので、全社的な展開に向いています。

しかし、導入コストが高いため小規模導入のコストパフォーマンスは悪いです。

このようなツールごとの長所と短所を知った上で、選定することが肝要です。

サポートや研修の充実

RPAの真価が発揮されるのは、非効率業務が存在する現場の社員が開発をする現場開発での導入です。

しかし、そのためにはRPA開発者を社内で育成する必要があります。

この研修が容易にできるかは注目すべきポイントと言えるでしょう。

例えば、マニュアルや開発デモ動画が提供されているか、またそれは日本語対応しているのか、といった研修コンテンツの質と量

セミナーや書籍などRPAベンダー以外の情報源からRPAを勉強する環境があるかないか。

RPA開発者が繋がるコミュニティが存在するかしないか、ベンダーと提携するRPA研修サービスがあるかないかなど見るべきポイントはたくさんあります。

このポイントも合わせて調べることが大事です。

その他

業種にもよりますが、機密性の高い情報や個人情報などをRPAに扱わせる場合は、セキュリティレベルも大事なファクターになるでしょう。

金融業界などコンプライアンスが重視される業種では、その分高度なセキュリティ対策が取られているRPAツールを選定する必要があるでしょう。

また、何に対していくらという価格体系になっているかも大事です。

処理量でライセンス料が決まっている従量型なのか、一台いくらの定額制なのかによってRPAのスケーラビリティが変わってきますので、要注意です。

RPA5大ツールの機能や価格を徹底比較

それではいよいよRPAツールの比較に入っていきましょう。

上記で説明した機能面での特徴とサポートや研修の充実度合いに加えて、そのRPAツールが他と違うポイント、さらには弱みまでを網羅的に解説していきます。

RPAツールを比較する上で、まず押さえておきたいのがRPA5大ツールの特徴。

日本でよく使われている「Winactor」「UiPath」「BizRobo!」「Blue Prism」「Automation Anywhere」の五大ツールの特徴・価格・機能をしっかりと比較した上で、そのほかのRPAツールに言及していく流れで進めていきます。

それでは、まず以下の五大ツール比較表をご覧ください。

一度この表で概観した上で、個別のRPAツール説明へと進んでくださいね。

ツール名 運営会社 言語 年間運用費
(参考価格)
無料版 特徴 研修・サポート

WinActor

NTTデータ 日本語

PC課金
または、
従量課金

セミナー
参加で
無料に
デスクトップ型 手厚い

UiPath

UiPath 日本語 52万5,000円(最小版)
400万円
(大規模導入)
最大60日間無料
試用版
デスクトップ/サーバー型 手厚い

BizRobo!

RPAテクノロジーズ 日本語 50万円
(最小導入)700万円
(標準導入)
一年間無料(ツールのみ) サーバー型 手厚いがやや劣る

Blue Prism

Blue Prism 日本語 120万円〜
(最低導入価格)
2ヶ月上限で無料 サーバー型 日本語だと劣る

Automation

Anywhere

Automation Anywhere 英語 非公表 一ヶ月のフル機能無料試用 デスクトップ型 日本語だと劣る

ここで注意すべきはRPAツールのコストパフォーマンスは、導入する規模によって大きく変わるということ。

  • 小規模:開発者4人&実行するロボット10台で管理ツール無し。ロボットの同時実行台数は2台。自動化対象業務の少ない中小企業や、一部の事業部のみ導入する場合がこれに当たる。
  • 中規模:開発者10人&実行するロボット60台で管理ツールあり。ロボットの同時実行台数は6台。情報システム部門やRPA部門のみが開発を行う場合はこれに当たる。
  • 大規模:開発者30人&実行するロボット200台で管理ツールあり。ロボットの同時実行台数は15台。中規模以上の企業における全社展開や、現場開発を推し進める場合がこれに当たる

というように導入を行なった場合、それぞれにかかる費用は概算でこのようになってくる。

※あくまで上記の仮定条件に基づく目安(導入企業状況によって異なります)

RPAツール価格の比較表

上記を見るとデスクトップ型のツールはRPA適用業務や開発人数を絞った小~中規模の運用、サーバー型は全社展開においてコストパフォーマンスをよく発揮することがわかりますね。

WinActor

winactor.comは、国内シェアNo.1 RPAツール「WinActor(ウィンアクター)」のポータルサイトです…

概要

「NTTアドバンステクノロジ株式会社」が提供している純国産のRPAツール。

2018年12月現在1900社を超える企業が導入しているため、日本最大のシェアを誇るツールとなっています。(無料ダウンロードも含む)

ラインナップとしては以下。

  • Winactorフル機能版:シナリオの作成と実行を行う
  • Winactor実行版:シナリオの実行に特化
  • WinDirector:RPAロボットの管理をサーバーで行うRPAロボット管理ツール
  • WinActor® Cast on Call:2019年9月から販売される従量課金型RPA

機能面

純国産ということでRPAツール自体だけでなく、サポートやマニュアル、研修プログラムまでが全て日本語で作られているのが大きな特徴です。

また、 Microsoft Officeの各種アプリケーションだけでなく、OCRなどの外部アプリケーションまでもを対象として、PC上で操作を記録してRPAロボットに実行させることが可能です。

マウスの動きや同じアイコン・クリックのタイミングなどでRPAロボットのシナリオを作成するので、プログラミング能力が一切必要ないのも魅力ですね。

基本的には、デスクトップ型(RDA)で動作するため管理するのが難しいのが難点でしたが、サーバ型で管理するWinDirectorが提供されたことでその難点は解消されました。

サポート面

無償・有償でRPAのe-learning講座が提供されており、2万円程度でシナリオ作成を概観することができます。

直接販売代理店によるWinActor研修(初級・中級・上級)や各種セミナー、開発標準の提供 、統制・運用ルール構築ガイドなども提供されており、充実のサポートを持っていると言えるでしょう。

また、NTTによるRPA技術者検定も開催されており、個人のモチベーションアップを見込めますね。

これら全ては日本語で作成されていることも大きな強みと言えるでしょう。

価格

デスクトップ型のRPAツールになるので、ライセンスがPCに付与される形になります。

従って、ロボットを実行するPC×24万8000円に加えて、ロボットを開発する開発者×90万8000円がWinActorの運用費という形になっております。

有償トライアルを経て導入するのが基本フローですが、セミナーに参加することでWinActorを1ヶ月無料で使うことができます。

※2019年8月30日追記

WinActor® Cast on Callという従量課金型のWinActorが9月3日から提供開始となりました。

実際にどれくらいの費用感になるのかは、お問い合わせでご確認ください。

WinActor Cast on Callは、注文書作成、見積書作成、納品書作成などの大量かつ定型的な作業や業務を攻略す…

WinActorはココが違う!

  • 全てが日本語で作成されている。
  • 充実したサポート
  • 無駄がなくスッキリしたわかりやすい開発UI。
  • 導入しやすい価格帯

UiPath

UiPath(ユーアイパス)はロボティックプロセスオートメーション(RPA)業界のリーディングカンパニーです。企業の「働…

概要

海外でシェアを伸ばすUiPath社の日本法人が提供するRPAツール。

日本に置いて900社・海外において2700社の導入実績をもち、RPA業界を牽引するRPAベンダーと言えます。

ラインナップとしては以下。

  • UiPath Studio:開発ツール
  • UiPath Orchestrator:RPAの統合管理ツール
  • UiPath Robot:実行ツール

機能の長所

基本的にはUiPath Studioでロボットを作成し、UiPath Robotでロボットを実行する形で運用する形ですが、サーバー上で動かす Back Office Robotとデスクトップ上で動かす Front Office Robotの二種類が用意されています。

したがって、デスクトップ型のPCをサーバー型の管理ツールで管理するという状態となっているのが大きな特徴と言えるでしょう。

さらに、UiPath社が「Japan First」を謳って積極的な投資を行なっているので、各種機能の改善が早くサポートが受けやすいのも大きな特徴でしょう。

また、UiPath Orchestratorによって各ロボットのスケジューリングや監視が可能なため、セキュリティも担保できます。

サポート面

UiPathの使い方を学べるオンライン映像講座「UiPathアカデミー」や、ユーザー同士のコミュニティである「UiPath Community Forum」など豊富なユーザーサポートを持っているのが大きな魅力でしょう。

さらにUiPath Communityエディションという無料版が提供されており、通常の個人や非営利団体ならUiPathをお試しで使うことができる上、五大ツールの中でもネット上にハウツー記事が投稿されている割合が高く、研修のための書籍も出ています。

全体としてRPA開発者を育てるサポートがしっかりとしている印象を受けます。

価格

こちらもWinActorと同じような価格体系となっており、開発PC×約52万円+実行PC×約30万円となります。

これに加えて管理機能を搭載したUiPath Orchestratorが200〜300万円だそうです。

こちらも詳しくは導入規模によって異なってくるので、要お問い合わせです。

UiPathはココが違う!

  • サーバ型とデスクトップ型の両立
  • 開発者に対する豊富なサポート
  • スモールスタートを可能にする料金体制

UiPathについてもっと知りたい方はこちらの記事を参考にしてみてください。

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UiPathとは

BizRobo!

概要

RPA テクノロジーズ株式会社

BizRobo!とはデジタルレイバーと人が協働するためのソリューションや運用サポートを提供する国内実績No1 のRPAサ…

概要

「RPAテクノロジーズ株式会社」が提供しているRPAツールで、日本におけるRPAツールの先駆けとされています。

国内1000社以上のRPA導入実績があり、国内における実績NO.1サービスとして高く評価されています。

ラインナップとしては以下です。

  • Design Studio:ロボットの作成
  • RoboServer:ロボットの実行
  • Management Console:ロボットの管理・設定を行うツール

機能面

BizRobo!は「サーバー型」のツールになります。

基本的にはサーバー上でロボットが動くため、ロボットによる自動化がバックグラウンドで行われ、実行するロボットの数だけPCを用意する必要がないのが大きな強み。

また、ロボットをサーバー上で一括管理するので、各種権限管理やデータ配信・メンテナンスがしやすく、スケールしやすいという特徴も持っています。

PC上で動作するRPAツールより、一般的にはサーバー型の方がセキュリティが担保されていると言われています。

サポート面

トライアルパックに技術相談4時間、スタートパックに7時間の基礎研修が付属しており、RPAを導入する際の管理体制構築や全社へのスケールを見据えた展開のサポートも行なっています。

教育コンテンツは、ライトプラン20万円/月(受講者5名)・スタンダードプラン40万円/月(受講者10名)に加え、「V-CUBEラーニング」を使ったオンライン学習などのサービスが準備されています。

無料版としては、無償トライアルの他、BizRobo!の本体である「Kofax」を一年間無料で使うことができます。

価格

代理店や販売会社によって様々な提供形態があるので、一概には言いにくいのですが、

  • トライアルの場合:約30万円(無償も有り)
  • レンタルの場合(自社運用):約60万円~(月額)
  • レンタルの場合(プライベートクラウド):約30万円~(月額)

となっているようです。

ライセンスは、同時開発者10人までとしているため、社内で同時に開発する人数を絞ることで現場開発者を増やしていくことが可能です。

ちなみに実行ロボットの台数制限はなく、使った分(サーバーで処理した量)に沿って従量課金されるイメージです。

サーバーで動作するので、新たなPCを購入する必要がないのも魅力です。

BizRobo!はココが違う!

  • サーバ型による管理でメンテナンスがしやすい
  • ロボットの同時作動が用意で大規模展開しやすい
  • セキュリティリスクが低い

BizRobo!についてより詳しく知りたいという方はこちらの記事も参考にしてみてください。

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BizRobo!とは 価格

Blue Prism

Blue Prism Japan

At Blue Prism® we developed Robotic Process Automation softw…

概要

RPAの元祖とされるイギリスのBlue Prism社が提供するRPAツール。

2005年に製品化を達成しており、グローバルシェアはNO.1のツールです。

機能面

Blue Prismの最大の強みは、ロボットが使うパスワードの自動変更など高度なセキュリティ保持機能であり、金融機関や医療機関など高いセキュリティを求められる業界での導入実績が豊富。

また、プログラミング言語を使用することで詳細なカスタマイズができる上、GoogleやIBMなどが提供するAI処理を組み込むことができるので、他のRPAツールにはできない高度な業務自動化をすることが可能です。

サーバー型の強みである、ロボットの一元管理やバックグラウンドでの動作もできるので、大規模導入に適しています。

サポート面

YouTubeに公開されている操作方法のチュートリアルや操作マニュアルなどに加えて、Blue Prismの間接販売を担う日本の企業からの導入支援や運用管理のサポートなどが提供されています。

RPAテクノロジーズ社のblueprism公認トレーニングコース(二週間で70万円)などもありますが、書籍やネット上の情報、セミナー開催は上記3ツールと比べて多くはないのが現状です。

価格

最低導入金額は年間120万円程度であり、導入規模によって金額の変動があるため、何はともあれ問い合わせてみることが大事です。

Blue Prismのライセンス体系は同時実行ロボット台数を制限するものなので、同時に実行さえしなければ、開発者や実行ロボットを無制限に増やしていくことができるでしょう。

無償ライセンスは法人に限り2ヶ月間の提供を行なっているようです。

Blue Prismはココが違う!

  • 高いカスタマイズ性と高度なセキュリティ
  • AIやSQLサーバーの利用により、RPAが出来ることが拡大
  • サーバー型であり、高セキュリティが求められる大企業に最適

Automation Anywhere Enterprise

Automation Anywhere

Experience the best in class RPA solutions, apply robotic pr…

概要

米企業Automation Anywhereが提供するBPMとRPAを組み合わせたツール。

アメリカでのシェアはNO.1で、バックオフィス系の業務に適しています。

機能面

オペレーション業務を再構築するビジネスプロセス管理(BPM)をRPAツールに取り入れ、業務の可視化や効率化を可能にしているのが大きな特徴。

サーバー型の一元管理だけでなく、 機械学習や自然言語処理技術を取り入れて多少のイレギュラーにも対応できるようになっています。

さらに、高いセキュリティも備えていることも特徴です。

サポート面

パートナーである日立ソリューションズが操作無料体験セミナーを実施しており、無料トライアル時にユーザーガイドやビデオ、サンプルが一緒なのでそれを使った学習は可能です。

しかしながら日本語非対応なのが玉に瑕でしょう。

海外では大きなイベントが開催されていますが、日本語でのイベントの開催数は少ないと言わざるを得ません。

価格

価格自体はオープンにされていませんが、最小構成価格で推定年間約1296万円前後と高額な料金体系になっています。

無償トライアルは30日間です。

弱み

大きな弱みは日本語非対応だという点。(時期未定だが日本語対応の予定あり)

また高機能な分、開発者のプログラミングスキルが求められるので、現場開発の難易度は高いです。(シナリオもビジュアルではなく文書メインで取っ付きにい印象。)

価格にも書いたように標準導入をすると1200万円前後のコストがかかってくるので、中小企業の導入には不向きで、大企業の大規模導入向きと言えるでしょう。

Automation Anywhere Enterpriseはココが違う!

  • 業務効率化を成すBPMとの連携と高度なセキュリティ
  • 機械学習により多少のイレギュラーには自動で対応
  • 五大ツールの中でも一番高機能

その他RPAツール7選を一気に比較

さて、五大ツールを見てきた今、それぞれのRPAツールがどのように違うのか、どのようなツールが自社に合うのかある程度掴めてきたんじゃないでしょうか?

しかしながら、RPAツールは上で紹介した5つだけではありません。

他にもそれぞれの強みを持ったRPAツールが発売されており、その中から厳選した7つの機能や価格をご紹介していきたいと思います。

WorkFusion RPA Express

WorkFusion

Intelligent Automation Cloud is an entire automation ecosyst…

概要

RPA ExpressはアメリカのWorkFusion社が提供する先駆的なRPAツールです。

製品構成としては以下。

  • WorkFusion RPA Express Starter:完全無料版
  • WorkFusion RPA Express Pro:拡張バージョン
  • WorkFusion Smart Process Automation:AIを組み合わせた発展的バージョン

機能

上記の通り、商用利用もOKの完全な無料版を配信していること、そして最上位バージョンでは、AIと組み合わせて機械学習を行わせることで非定型業務にも対応可能になることが大きな強みです。

無料版は同時に複数ロボットを動かすことができないなどの制限があるため、これを使い続けるのは不可能ですが、最上位バージョンになると事務作業の85%を自動化できるとのデータもあるので、業務効率化はかなりのものでしょう。

サポートと価格

しかしながら、完全日本語非対応であり、日本であまり使われていないので、ネット上などにノウハウがほとんどなく、公用語が英語だというような会社でなくては導入は難しいでしょう。

価格は要お問い合わせとなっています。

Pega Robotics Automation

Pega Robotic Process Automation (RPA) と Pega Robotic Desktop…

概要

アメリカのPegasystems社が提供しているRPAツール。

Pegasystems社は元々BPMS(ビジネスプロセス管理)で大きなシェアを誇る企業であり、BPMSと組み合わせたRPAツールとして有名です。

機能

概要でも書きましたが、BPMSの機能をそのまま使えることが大きな特色です。

すなわち、業務の流れを可視化して再設計し、改善を重ねながら管理していくための支援ツールとしての機能を持っており、非効率な業務の洗い出しなどを行ってくれます。

従ってRPAの導入が容易になると言えるでしょう。

サポートと価格

2011年から日本法人が提供しているため、WorkFusion社よりは日本語に対応していると言えますが、ツール自体は英語であり、以前日本語対応は遅れていると言っていいでしょう。

価格はこちらも要お問い合わせですが、BPMSがある分高めの料金設定です。

また、30日間の無料トライアルが提供されています。

NICE Robotic Process Automation

Discover NICE RPA & automate mundane attended & unattended t…

概要

イスラエルのNICE社が開発したRPAツール。

元々コールセンターにおけるCS業務を自動化するためのツールであり、カスタマーサポートなどの職種に適しているツールです。

ラインナップは以下。

  • RPA業務自動化 全自動ロボ:連結する複数業務を全自動で行う
  • RPA業務自動化 半自動ロボ:人の作業を支援する

機能

複数作業が連なる業務を全自動化することも可能でありながら、コールセンターでオペレーターのPCに必要な情報を自動で一画面に表示するなどの、人の作業を支援する半自動RPAも提供しているのが特徴。

OCRや音声認識も導入しているため、顧客の音声からの情報作成なども可能になっている。

サポートと価格

世界400社が導入した実績があるため、世界規模のソリューション提供やサポート体制を敷いています。

従ってお問い合わせなどは日本語で出来ますが、基本はやはり英語なので、開発ノウハウ等は提携している日本企業などにしかないでしょう。

価格は要お問い合わせ。

BizteX cobit

クラウドRPA BizteX cobit

概要

国内初のクラウド型RPAツールとして、2018年のグッドデザイン賞を受賞したツールです。

BizteX株式会社が提供しており、当然ですが完全に日本語対応です。

機能

クラウド型になっているため、自社サーバーを必要とせず、アップデートや新機能の更新が自動で行われることが強み。

そのため、最短即日での導入が可能であり、低コストでもあるため、RPAの即効性をより高めたRPAツールと言えるでしょう。

しかし、クラウド型であることもあって、セキュリティ面で弱みがあるのは事実です。

サポートと価格

日本の会社なので、完全日本語対応がなされており、サポートも充実していると言えるでしょう。

さらに、ロボットの稼働時間に応じた料金体系をとっており、100時間の業務効率化を初期費用30万円の月10万円で行うことができるので、比較的リーズナブルな料金体制です。

こちらの記事で詳しく説明しているので、参考にしてみてください。

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Biztex

ASTERIA WARP Core

概要

Asteria社が提供する国内のRPAツール。

月額3万円から始められるRPAとしてコストパーフォマンスを高めたRPAツールとなっています。

ラインナップは以下

  • ASTERIA WARP Core:基本的機能搭載
  • ASTERIA WARP Standard:標準的機能を網羅
  • ASTERIA WARP Enterprise:大規模な連携が可能

機能

シンプルな機能とUIを備えているため、業務フローの設定を直観的に行うことが出来ます。

使用頻度の多い処理をテンプレートとして提供しているなど開発しやすさにこだわっており、現場開発向きのツールと言えるでしょう。

サポートと価格

日本語での技術情報やマニュアル、使用者のコミュニティなどサポートは豊富です。

また、月額3万円から中小企業向け〜大企業向けの製品ラインナップを持っており、コストパフォーマンスの高いRPAツールとなっています。

Autoジョブ名人

あらゆるパソコン操作を自動化する純国産RPA。稼働安定性を重視した設定思想。業務自動化15年、累計800社を超えるRPA…

概要

ブラウザ操作自動化技術を行ってきた「Autoブラウザ名人」を提供するUSAC SYSTEM社の国産RPAツール。

ラインナップはこちら

  • Autoジョブ名人:本格的なRPA
  • Autoブラウザ名人:ブラウザ上での動作のみを自動化
  • Autoメール名人:メール業務の自動化

機能

適用範囲を限定することで、低い価格で安定稼働を実現したコストパフォーマンスの高いRPAツールとなっています。

Autoブラウザ名人に搭載されているタグ解析機能を応用した技術により、多少のアップデートではロボットが止まりにくく、安定的に稼働することができます。

サポートと価格

コールセンターや研修体制の提供など国産ツールならではの手厚いサポートは健在です。

もともと限定された適用範囲であったため、価格はAutoブラウザ名人で年間35万年程度と格安。

一部業務にRPAを取り入れたいという企業は検討する価値アリでしょう。

Verint

概要

アメリカのVerint Systems社が提供するRPAツールで、日本では日本法人が活躍している。

RPAのノウハウや導入支援も含めてサポートしてくれるのが特徴です。

機能

画像認識と文字認識を組み合わせた独自の技術で、他のRPAツールでは操作できないようなアプリケーションも操作することが可能です。

さらに業務プロセスの分析を行ってくれるため、それぞれのデスクトップでの作業時間やプロセスを可視化するモニタリングを行うこともできます。

サポートと価格

ビジネスとテクノロジーのギャップを埋めるべくRPA導入プロジェクトの導入支援を行ってくれるのが大きな特徴。

ベンダーが直接コンサルティングしてくれるためノウハウの質は高いです。

RPAの価格やコンサルティングの価格は要お問い合わせですが、比較的中立にたった価格設定を行っているようです。

長期で考えたツール選定を

RPAツールを選定する際のポイントや着眼点を紹介した後、RPA五大ツールを含めた計12個のRPAツールを、機能面・サポート面・価格面から一挙に比較してまいりました。

最後に価格を横軸、規模を縦軸にとったマトリックスで全12ツールをマッピングしてみたものを置いておきます。

RPAツール12選を徹底比較!マトリックで比較してみた!

最初にも書きましたが、自社の導入目的を完璧に満たしてくれるRPAツールを導入するのが一番良いことです。

RPAツールは一度導入すると、別のツールにする際に何千万円の費用がかかってしまうこともあります。

きちんとした目標設定の元に、各ツールの強みや弱みをしっかりと比較して、後悔のないRPA導入を進めていってください。

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