OCR フリーソフト

【完全版】無料で業務効率化!OCRフリーソフト8選を徹底比較!

OCR フリーソフト

現在、少子化による人手不足は多くの企業が抱えている問題であり、業務効率化を目指して様々なITツールが注目を集めています。

OCRもその中の一つです。

OCRは紙媒体の資料をテキスト化できるという点で優秀なツールであることは間違いないです。

しかし、OCRの中でもAI-OCRなどは非常に高額であることも多く、一度導入したらその後長い間使い続けることを考えると導入に失敗することは極力避けなければなりません。

そのため、失敗した時のリスクまで考えるとなかなかこのような高額なツールに手が出せないというケースも多いです。

そのような課題を抱えている方でも無料で気軽に利用できる無料のOCRソフトが存在することをご存知でしょうか。

今回は、そのようなOCRフリーソフトを機能や特徴面なども含めて紹介していきたいと思います。

その前に、OCRについてまだ詳しく理解できていない方は以下の記事を読んでから先に進むことをお勧めします。

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AI-OCRとRPA

OCRフリーソフトはこんな方にお勧め!

OCRフリーソフトは以下のような課題を抱えている企業の方に特にお勧めします。

資金力の無い企業の方

OCRの中には一つあたりの費用が安いものも多く販売されていますが、全社的に展開するとなるとそれだけ費用がかかってしまいます。

また、より高性能なAI-OCRを導入する場合になるとそれ以上に高額になるため資金力の無い企業だとなかなか導入は厳しいです。

ツール導入に不安を抱えている企業の方

今までITツールを導入したことがない、もしくは導入経験があまりなくITリテラシーが低い場合だと、導入後に運用していく中でつまずいてしまうことも多いです。

もちろん、ツールの導入を支援するサービスなどを受けることも一つの方法ですが費用をかけたくないと考えているならば一度無料のツールを導入することも考慮しても良いでしょう。

人員不足に悩んでいる企業の方

これに関しては、OCRフリーソフトに限らず他のツールにおいても言うことができることです。

OCRの場合、従来なら手作業でPC上に入力しなければならなかったものを自動で行うことが可能になるため、作業効率が圧倒的に上がります。

実際、OCRを導入したことで数千時間単位の業務時間の削減に成功した企業もあります。

人手不足が深刻でより効率的に業務を行いたいと考えている方は、OCRフリーソフトを利用してみることをお勧めします。

個人で利用したいと考えている方

フリーランスとして活動している方など、個人としてOCRを利用したいというケースもあります。

そのような場合、企業と比較しても費用面の余裕はあまりないことが多いです。

そのため、安易に有料のツールを導入するのではなく無料で利用できるOCRから始めることで費用面も抑えられる上、その後有料版の製品が必要となった際にツール選定が容易になります。

OCRフリーソフトをお勧めする方

ツールの導入前に行うべきこと

いざOCRフリーソフトを導入しようと考えられた方は、その前に行うべきことがあります。

ここでは、具体的に何を行うべきか解説します。

自社の課題抽出をしっかりと行う

OCRに限らずRPAなどツールの導入を試みる企業の中には、「RPAが今話題だから」「OCRを使っているところが多いから」というようにツールを導入すること自体が目的と化してしまっているところもあります。

しかし、これでは導入したツールが自社の課題の解決に適したものとは限らないため、非常に非効率的な方法です。

ツールを導入することの目的はあくまで自社の抱える課題を解決することです。

それを認識し、ボトルネックとなっている箇所を明確にできれば必要なツールは何かをより正確に判断することができます。

自社の課題に合ったOCRを選定する

上記の課題抽出を行なった上で、やはりOCRが課題解決には必要だという結論に達した場合には、次に自社により適したOCRの選定を行う必要があります。

一概にOCRとは言っても、日本語の読み取りに強いもの外国語の読み取りに強いものAI機能を搭載したものなど強みは様々です。

そのため、OCRの中でもどの機能を特に重視したいかという点もよく考えておく必要があります。

ツール導入前の確認事項

OCRフリーソフト徹底比較

ではここから、本題のOCRフリーソフトの比較を行なっていきます。

フリーソフトと言っても、期間無制限で利用できるものとトライアル版のような期間限定で利用できるものがあるため、その二種に分けて紹介していきます。

完全無料のOCRフリーソフト

Light PDF

LightPDFは、オンライン上でPDFを編集したり他のフォーマットに変換できるソフトですが、OCR機能も備えています。

ブラウザ上で作動するためOSに関係なく利用することができ、インストールも不要です。

また、Google Chromeの拡張機能としても利用できるため非常に利便性が高い点が特徴です。

LightOCRには無料版と有料版(VIP版)があり、無料版では1言語のみの認識が可能で出力形式もtxtファイル形式のみとなっています。

一方、有料版(VIP版)になると多言語を同時に抽出することが可能であり、返還後のファイルもdocsやxlsx、ppt、pdfなど多様な形式から選択することが可能です。

無料版でも有料版でも広告表示がないことにより非常に利用しやすくなっていますが、アップロードできるファイルのサイズは30MBまでとなっている点に注意が必要です。

LightPDF

LightPDFはPDF変換、PDF結合、PDF編集など、PDF関連のソリューションを無料で提供致します。…

OCR.Space

OCR.Spaceは、PNG、JPG、PDFといった形式のファイルをテキストファイルに変換することができるソフトです。

こちらもソフトウェアのインストールの必要はなく、ブラウザ上でファイルをアップロード、もしくはURLを貼り付けることでテキストファイルに変換することもできます。

アカウントの作成も不要であり、言語もアラビア語やブルガリア語を含む20ヶ国語に対応しており非常に汎用性が高いことが魅力です。

ただし、イメージファイルやPDFファイルは5MB以下である必要があり、手書きのドキュメントは利用できないという欠点もあるため注意が必要です。

Best free OCR API, Online OCR and Searchable PDF (Sandwich P…

i2OCR

i2OCRもブラウザ上で利用することができるOCRフリーソフトの一つです。

公式によると対応言語数は100言語を超えており、入力形式はPNG、JPG、BMP、TIFなど多くの形式に対応しています。

また、出力形式もtxt、docs、Adobepdf、xlsxなど多様です。

イメージファイルだけでなくブラウザ上の画像をテキストファイルに変換することも可能であり、画像の枚数制限もありません。

更に、プライバシーを非常に重視していることから入力された画像や作成されたテキストファイルは原則1時間以内に削除されるという点がとても特徴的です。

並列化されたインターフェースのため誤認識された文字の確認も容易であり、またテキストファイルに変換後そのまま翻訳を行なったりGoogleドキュメントで編集を行うこともできるなど後処理も非常に豊富です。

しかし、日本語の認識精度はあまり高くないためどちらかというと外国語を多く利用する方向けと考えた方が良いです。

またファイルサイズも最大10MBであることにも注意が必要です。

i2OCR is a free online Optical Character Recognition (OCR) t…

Online OCR

Online OCRは登録せず使う方法と無料登録を行なって使う方法の2つがあります。

無料登録をしない場合、ファイルサイズは最大で15MBまでとなり入力形式は以下のようになります。

  • PDF(単一ページ)
  • TIF/TIFF(単一ページ)
  • JPEG/JPG
  • PNG
  • GIF
  • BMP

また、出力はxlsx、docx、txtの三種のみとなっています。

あまり多くの機能を求めないユーザーであればこれでも十分ですが、無料登録を行うとファイルサイズが最大200MBまで拡大されるほか、入力形式も以下のように拡大されます。

  • PDF(全てのタイプに対応)
  • TIF/TIFF(マルチページTIFFsにも対応)
  • JPEG/JPG
  • BPM
  • PCX
  • PNG
  • GIF
  • ZIP(上記の全ての形式を含む)

また、出力形式も無料版に加えAdobePDF、xls、doc、rtfなども利用可能になるなど登録するだけで利用できるサービスの幅が一気に広がります。

しかし、無料登録しても変換できるページ数は最大25ページとなっておりそれ以上は変換するためのページを購入する必要があります。

無料のオンラインOCRサービスにより、PDF文書をMS Wordファイルに変換し、スキャンした画像を編集可能なテキスト形…

e.Typist One

e.Typist Oneは、株式会社NTTデータNJKが提供しているOCRソフトです。

こちらはスキャンを行なった紙媒体の情報をPDF、Word、Excelデータに変換することができます。

対応言語は日本語と英語のみとなっており、また認識結果の保存回数は初回起動時のみ10回可能で、その後は毎月3回のみ可能といったような制限があります。

しかし、認識結果の表示回数は無制限となっており無料版でも製品版と同じ質のサービスを受けられることは非常に魅力的な点です。

同製品は、スポット利用が可能な期間限定のライセンス形態となっています。

また、実際に購入した場合、一度の利用期間にライセンスが二つ付与されるため非常にお得な製品となっています。

そのため、スモールスタートを行いたい方や一定期間のみOCRを利用したいという方は体験版を利用したのち製品版を購入することをお勧めします。

興味を持たれた方は、以下の製品ホームページを確認してみてください。

期間限定で無料のOCRフリーソフト

ABBYY FineReader 15

ABBYY FineReader 15は、ABBYY社が提供しているPDF編集機能OCR機能を備えたソフトウェアです。

この製品に備えられているOCRは有料版ということもあり合計で192もの言語に対応しており、また二つの文書を比較する文書比較機能も英語、ロシア語、ベトナム語を含む38言語に対応しています。

画像ファイルの読み取り精度も高く、出力形式もpdf、word、Excelをはじめ多くの形式に対応しています。

また、PDF編集機能も備えていることからOCRで読み取ったPDF文書をそのまま編集するということも可能なため、作業効率が大幅に上がることは間違いないです。

この製品は個人向けのバージョン企業向けのバージョンが存在しており、幅広いユーザーが利用しやすいという点も魅力的です。

無料で利用できる期間は30日間となっており、試用版では読み取ることのできるページ数は最大100ページ、1度に保存できるページ数は最大3ページまでとなっています。

興味を持たれた方は以下のホームページからダウンロードを行なってください。

OCRソフトの ABBYY FineReader PDF 15 は、スキャンされた紙文書、PDF、画像ファイルから文字を…

RICOH Cloud OCR for 請求書

RICOH Cloud OCR for 請求書は株式会社リコーが提供しているOCRソフトです。

この製品の大きな特徴の一つはAI機能を搭載したAI-OCRであるという点です。

これにより、機械学習が可能になるため事前の帳票定義は必要とせず、フォーマットの異なる様々な請求書に柔軟に対応することが可能になります。

そして、二つ目の特徴はクラウド型であるためコストを抑えられるということです。

OCR、特にAI-OCRは機能面の優秀さから価格も高額になることが多いです。

しかし、クラウド型とすることで自社内に新しくサーバーを設置する必要はなく導入コストが抑えられる上、費用も月額15,000円から利用可能です。

そのため、高性能なOCRソフトを求めている中小企業の方などには非常にオススメできます。

また、同製品は請求書の処理に特化しているため、OCR処理を行なったのちそのまま連携させた会計ソフトに処理を引き継ぐという柔軟な利用方法もできます。

更に、専任のスタッフによるサポート体制やAIのみならず人の目により確認・修正を行うサービスも提供されており、安心して利用できる体制が整っています。

以下の製品ホームページより詳細および無料トライアルの申し込みが可能なので、興味を持たれた方は是非確認してください。

リコーソリューション・商品サイト

【リコー公式サイト】紙の請求書を文字データ化するクラウド型AI帳票認識OCRソリューション「RICOH Cloud OC…

スマートOCR

スマートOCRは、株式会社インフォディオが提供しているOCRソフトです。

このOCRの特徴は、上記のRICHO Cloud OCR for 請求書と同様にAI-OCRであるという点です。

そのため、様々な非定型帳票に対応できるという点がとても魅力的です。

また、同製品はOCRによる抽出を行なった後自動で信憑性が色分けされるため、人の目による文字チェックが非常に容易です。

更に、マスター連携と呼ばれる機能により会社電話番号、商品名をもとに正式な会社名や担当者、商品コードを自動で表示することができます。

同製品は、1日限定で最大10枚の帳票をテキスト化するトライアルを行なっています。
実際の製品版ではクラウド型、オンプレミス型など様々な形態から選択することが可能なので興味を持たれた方は以下の製品ホームページを確認することをお勧めします。

株式会社インフォディオ

AI-OCRで非定型帳票のデータ化を実現。「スマートOCR(smartOCR)」は、さまざまな紙帳票フォーマットの読み取…

OCRフリーソフトから始める業務効率化

今回は無料で利用できるOCRソフトを紹介しました。

OCRのみならず多くのITツールは機能面は優秀なものの価格がネックになってしまうという場合が少なくありません。

しかし、このような無料のOCRソフトから利用を始めることにより、自社が本当に必要としているものは何かを認識することにもつながります。

その結果、製品版のOCRを購入する場合も失敗するリスクを減らすことができ、とても効率的な業務自動化を実現できます。

今回の記事を読んで、製品版のOCRについて興味を持たれた方は以下のOCRソフトを徹底比較した記事も是非参考にしてください。

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