RPA女子とは?女性の新しい働き方

近年応募者が殺到している「RPA女子プロジェクト」。

RPA女子プロジェクトはRPAを開発できる女性を育成し、彼女たちをRPA関連の仕事につなげるといった、株式会社MAIAが提供するサービスです。

2018年5月に始動し、2019年10月時点で約1800名がRPAラーニングを受講し、約850名がRPA女子として日本全国で活躍しています。

ただRPA女子プロジェクトには初めに10万円ほどの受講費がかかることもあり、

「お金を払ってRPAを習得しても、本当に仕事に就けるのか。」
「そもそもきちんとRPAを習得できるのか。未経験の人には難しいのではないか。」

といった疑問や不安を抱く方も多いかと思います。

本記事ではRPA女子に興味を持つ方に向けて、

・RPA女子プロジェクトの概要
・RPA女子のラーニング
・RPA女子の仕事、働き方
・RPA女子プロジェクト以外のサービス

など、RPA女子を目指す前に必ず知っておきたいポイントを徹底解説します。

こちらの記事は、MAIAへの取材記事を基に作成しております。

こちらの記事も参考にしてみて下さい。

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RPA女子

RPA女子プロジェクトの概要

RPA女子プロジェクトの目的

RPA女子プロジェクトとは先ほども述べたように、RPAを開発できる女性を育成し、彼女たちが自分らしく働ける環境を提供するという株式会社MAIAが提供するサービスです。

現在日本には、子育て・家族の転勤・介護等で思うように働けない女性がたくさんいます。

一方で、多くの企業は、RPAを自社に導入して生産性の向上を図りたいものの、RPAを使いこなせる人材を確保できないといった問題を抱えています 。

RPA女子プロジェクトはこうした、働きたい女性と、RPAを使える人材を求める企業をつなぐ取り組みと言えるのです。

全国の女性たちに、RPAの特殊スキルを学んでもらい、そのスキルを活用しながら「時短、在宅、週数日勤務、リモート」などで自分らしく働ける環境を用意する、そういったプロジェクトとなっています。

株式会社MAIAの基本情報

そもそもこのRPA女子プロジェクトを提供する株式会社MAIAはどういった企業なのでしょうか。

以下がMAIAの基本情報となります。

「『人生100年時代に、”自分らしく生きる”未来を、共に創造する』をビジョンに掲げ、RPA人材教育や女性の働き方改革に尽力しています。RPAの専門スキルを持つ女性たちが、RPA導入から開発、運用、最終的には企業内での自走化までをトータルでサポートいたします。 」

・本社所在地 : 東京都港区六本木1-4-5 アークヒルズサウスタワー16F
・設   立 : 2017年11月
・代 表 者 : 代表取締役社長 月田 有香
・資 本 金 : 2,330万円

女性のCEOが、女性の立場に立ってサービスを展開されています。

RPA女子プロジェクトのラーニング

まずRPA女子プロジェクトのラーニング、学習環境についてです。

RPA女子プロジェクトのラーニングの大きな特徴は完全にオンラインで行われる「eラーニング」であることです。

その上で、短期コースと長期コースといった二つのコースが存在するので、それぞれについて簡単に説明していきます。

短期コース

特徴:時間に余裕がある、もしくは既にITリテラシーに自信がある方向け

期間:3.5か月

内容:オンライン授業、仮想OJT(お題に対して自分でロボットを設計し、評価を受けるといったもの)、認定試験

仕事紹介:仮想OJTと認定試験に合格すれば、RPAの仕事が随時紹介される

値段:99500円(税込)

長期コース

特徴:時間にあまり余裕がない、あるいはITリテラシーに自信がない方

期間:6か月

内容:オンライン授業のみ

値段:96000円

仕事紹介:仕事を紹介してもらうためには、仮想OJTと認定試験に合格する必要があり、2つを受けるには別途4000円が必要

短期コースと長期コースでかかる費用は変わらないので、自分の時間の余裕とITリテラシーへの自信に合わせて検討する必要がありそうです。

以下の表にポイントを簡単にまとめています。

コース 内容 期間 費用
短期コース オンライン授業・OJT・認定試験 3.5ヶ月 99,500円
長期コース オンライン授業のみ 6ヶ月 96,000円

 

認定試験ですが、合格点は70点、現在の合格率は60%程度となっています。

RPAラーニングに必要なスキルとは

MAIAのラーニングは「IT知識がない現場の人」向けに作ってあり、サービス運営者によるとITに関する基礎知識や能力がゼロであっても特に問題はないとのことです。

むしろ、総務、経理、人事などの管理部門での経験や知識を活用する場面が多いようです。

MAIAのCEO月田さんによれば、RPA女子になるには長い学習プロセスを辿る必要があるため、

・自分でタイムマネジメントできる
・物事をきっちりと考えられる
・調査をして仮説を立てられる
・ロボットが面白いと思える

といった方がRPA女子を目指すことに向いているそうです。
特に最後の「ロボットが面白いと思える」ことは大事みたいですね。ロボットや機械全般が苦手、といった方にはあまり向かないのかもしれません。

サポート体制について

RPA女子プロジェクトにはコミュニティラーニングと言われる仕組みがあります。

RPA女子は現在(2019年9月時点)1期生から7期生までおり、全員がスラック(ビジネス向けチャットツール)でつながっています。

そのスラックの中にはMAIA側が雇っている、RPA女子を卒業したRPA女子の先輩たちもいて、彼女たちがRPA女子の疑問に返信したり、仮想OJTのロボットの検証を行ったりしています。

なので、学習中のRPA女子たちはわからないことがあればいつでも聞けるようになっています。

また、定期的にRPA女子会も開催され、そこではRPA女子同士で意見交換を行っているそうです。

他社のラーニングと比べてどうなのか

MAIAの他にも、当然ながらRPAラーニングを提供する会社は存在します。

他社サービスと比較したときのRPA女子プロジェクトの特徴は以下の表のようになっています。

  RPA女子プロジェクト 一般的なRPAの研修
場所 自宅など好きな場所 指定された会場
時間 3か月から半年 1日(約6時間)
価格 約10万円 1万〜10万円
サポート その日限り
その他

資格が取れる

仕事の紹介がある

複数の研修を受ける必要性がある

 

まず、場所に関してです。

RPA女子プロジェクトはeラーニングなので、いつでも好きな場所でできます

一方、一般的なRPAの研修は会場は研修提供会社から指定されることが多く、開催場所は都心が多いです。

時間に関しても同様です。

RPA女子プロジェクトの期間は3か月から半年と長いように思えますが、実際のオンライン受講は20~30時間、OJTは60~80時間となっているので、単純計算すると一日一時間程度になります。

週末にまとめて行うこともできるので時間にはかなりの柔軟性があります

一方で、一般的なRPAの研修は1日で終わるものが多いです。

1日でできることには制限があるので、RPAを使えるようになるにはこうした研修を複数回受けることが必要となってきます。

また、15日間など長期間の研修も見受けられましたが、場所が指定されているものも多く、拘束時間が非常に長いです。

価格に関しては、RPA女子プロジェクトは全ラーニング、サポートなど、全て込みの価格で提供されています。

一方、一般的なRPA研修の場合、複数回ラーニングを受ける可能性もあるので、研修単体の価格ではなく、自分の受けたい研修全体でかかる費用で検討することが重要です。

最後にサポートに関してです。

一般的なRPAの研修は一日のものが多く、研修後のアフターケアはほぼありませんが、RPA女子プロジェクトにはコミュニティが存在し、そのコミュニティで継続的にサポートを受けることが可能です。

RPA女子として働く

RPA女子のラーニングを終えて、認定試験に合格すれば、RPA関連の仕事を紹介してもらえるということを先ほど説明しました。

そのRPA女子たちは実際にどういった仕事をし、どのような働き方を実現させているのでしょうか。

RPA女子の具体的な仕事内容

RPA女子の仕事内容は、特定の作業を自動化するためのロボット開発や、RPA導入を目指す企業へのサポートが主となります。

ここで気になるのがRPA女子のキャリアパスです。

RPA女子も経験値を積んでいくことで、徐々にレベルの高い仕事に挑戦し、より高い収入を得られるようになります。

最初は与えられた指示に従ってロボットを作ることが主な仕事となりますが、経験を積むうちに、ロボットをデザインするコーディネーターになることができます。

そして、さらにコーディネーターとして経験を積むことで、最終的には会社のどの業務を自動化するべきかの提案をするアドバイザーへと成長できます。

RPA女子の強み

MAIAのCEO月田さんは、RPA女子には大きく4つの強みがあると話します。

一つ目が、開発環境の面で言うと、リモートでロボットが作れるというところです。

RPA女子は企業の環境をリモートの場に再現して、そこでロボットの開発をしているので、セキュリティの担保もされています。

二つ目が、体制という面でいうと、「コミュニティエンジニアリング」といって、RPA女子はチームで活躍しています。

RPA女子は一人で作業をするのではなく、数人のチームで作業をしており、チームにはMAIAのコンサルタントもつくので、RPA女子になりたての人たちも比較的安心して仕事をすることができます。

三つ目が、教育の面でいうと、RPA女子を活用する企業はMAIAのラーニングを受けられるといった、企業向けの特典があります。

これは企業にとって、他のエンジニアではなく、RPA女子を積極的に採用するインセンティブとなっています。

最後に月田さんにによると、時間という面では、RPA女子は30時間や50時間など彼女たちの働ける時間で提供しているという特徴があるそうです。

RPA女子プロジェクト以外のオプションも

これまでRPA女子プロジェクトの概要やRPA女子の活躍について説明してきました。RPAスキルを身につけることで自分の可能性を大きく広げることができます。

ただ、MAIAのCEO月田さんによると、現在はDX(デジタルトランスフォーメーション)の時代を迎えており、RPAはもちろん、RPA以外のツールも知っておくとより活躍の幅、活躍のチャンスが広がるといいます。

実際にMAIAでは2019年10月から、RPAにとどまらず、様々な専門スキルのラーニングを包括的に提供する、We.MAIA platformと言われるサービスの提供が開始されました。

We.MAIA platformとは?

We.MAIA platformはRPA女子プロジェクトで培ったノウハウを活かし、今後需要が高まる専門的スキルを学ぶ場を提供するとともに、フリーランスとしての基礎的知識やビジネスマナーなどを取得できるサービス、さらに女性が望む形で活躍できる機会の創出を支援する仕組みを構築しています。

We.MAIA platformは4つのプログラムで構成されています。

・We.MAIA Media
MAIAのオウンドメディア、WeMAIAの記事を読み、業界動向を理解したり、フリーランスの働き方を知ったりできる

・ We.MAIA Learning
RPAやXoblosなどの専門スキルに加え、ウェブ制作やマーケティングスキル、フリーランス人材として活動するための基礎知識などのeラーニングを受講できる

・ We.MAIA Community
Slack上のコミュニティを通じて受講者同士で意見交換をしたり、定期開催されるミートアップセミナーを通じて人脈を広げることができる

・ We.MAIA Working
学んだスキルを活かせて、かつ自分らしい働き方を実現できる仕事を見つけることができる

WeMAIA LearningではRPA以外のコースも

本記事で説明してきたRPA女子プロジェクトはそれこそRPAスキルの習得に限ったサービスですが、WeMAIA platformではRPA以外のスキルを学べるコースが用意されています。

以下の4つがそのコースとなります。

1)RPA+コース:RPAだけでなく、RPA連携ツールも学びたい方向け(一般の方、RPA女子プロジェクトを経た方、誰でも受講可能)

2)WebTechコース:WebサイトやWebアプリの開発に携わる「フロントエンドエンジニア」を未経験から目指す方向け

3)ウェブマ女子コース:Webを活用したデジタルとマーケティング双方を理解した「デジタルマーケター」として活躍したい方向け

4)Premiumコース:広範囲なIT技術を学ぶことで「DX(デジタルトランスフォーメーション)の第一人者」を目指す方向け

WeMAIA Learningには企業からのスカウト機能があり、企業は受講者の各コースで習得したスキルや進捗状況を見て、仕事を依頼したい人材にスカウトできるようになっています。

また、ウェブマ女子コースを受講終了し、試験に合格すると、デジタルマーケティングの仕事案件に応募することもできます。

ただRPAの案件の応募は、RPA女子プロジェクトを経て認定試験に合格した方のみが可能となっています。

WeMAIA Platformを通して、MAIAの月田さんは女子たちにもっともっと力をつけてほしい、そして世の中で活躍していってほしいと話します。

まとめ

本記事ではRPA女子プロジェクトの概要、ラーニング、働き方、およびMAIAの他サービスについて解説しました。

RPA女子になるプロセスは決して簡単ではありませんが、目指すにあたっての制約が少ないこともまた事実です。

RPA女子プロジェクトのこと、WeMAIA Platformのこと、株式会社MAIAのことを詳しく知りたい方は、こちらをご参照ください。

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