BizRobo!インタビュー記事

【五大ツールが語るRPAの未来】国内市場トップを狙うBizRobo!

BizRobo!インタビュー記事

マガジン「五大ツールが語るRPAの未来」

今回は、日本国内で高い評価を得ているBizRobo!を取り上げる。

そのスケールのしやすさと、エンドユーザーでも開発可能な直感的な操作性で、多くの日本企業に選ばれているBizRobo!。

日本トップクラスの人気と実力を兼ね備えたBizRobo!は、果たしてどのような未来を見据えているのか。

国内市場トップを狙うBizRobo!

–まずはBizRobo!について教えてください

BizRobo!は様々な企業にご利用頂いておりますが、特に業務部門主体の現場開発を目的としたご利用を頂くことが多いと考えております。

勿論、情報システム部門の皆様でのご利用におきましても高いご評価を頂いておりますので、RPAの導入を検討なされているすべてのお客様でお使い頂けるのではないかと考えております。

その中でもシステム開発的な委託や受託をするのではなく、内部にRPAの知識や技術を蓄えていきたい、いわゆる内製化をしていきたいとそう考えていらっしゃる企業様に、最も向いているではないかなと思います。

― どのようにBizRobo!を使用していくのがベストなのでしょう?

まず最初にRPAの大前提についてお話をさせていただきたいと思います。

基本的にRPAがうまく使われている状態というのは、より多くの業務をロボットが人の代わりに行っている状態というのが一つ重要な要素だと思います。

この前提の上では、ロボットの数というのは、効果を出していくために必然的に増えていきます。 まずはこのRPAの前提をご認識頂くことが大変重要です。

より多くのロボットが、より多くの仕事を代替している状態が実現できれば、RPAの活用がうまくいっている状態と言えますね。

そして、ロボットが代替する業務というのは、業務現場にあることが多いです。 となると、業務に近い現場の方が改善のアイデアを多く持っているのです。 そのため、現場でロボットを開発していくことが、RPAを活用するための重要な要素になります。

この二つに対して最も強みを持っているのがBizRobo!だと私たちは考えております。

BizRobo!は構造的にもコスト体系的にもロボットを増やしやすい形になっています。

コスト体系的な部分では、BizRobo!はロボットが増加するほどコストパフォーマンスが上がる構造をしていますので、ロボットを増やしやすくなっています。

構造的な部分として、BizRobo!はサーバー内でロボットが実行される構造になっています。

サーバー型RPAツールは複数ありますが、BizRobo!はロボットの実行環境が2つある構造をしております。 この構造は、RPA製品の中でもユニークな構造であると思います。

そのため、ロボット用端末は必要最小限となり、ロボットの数だけ端末が必要になることはなく、ロボットを増やしやすい構造になっています。

ロボットの活用に不可欠となるこの二つの要素をうまくカバーしているというのがBizRobo!の一番の強みです。

― ユニークな要素と言えば、KCUがあると思いますがどのようなものでしょうか?

イメージしやすい形として、道路をイメージして頂くと良いと思います。

BizRobo!の強力な機能として、同一端末内にて複数のロボットを同時に稼働させることができる、というポイントがあります。これを「バックグラウンド処理」というのですが、この同時実行に必要な要素が「KCU」になります。

例えば、4車線ある道路では4台の車が並列に走ることができます。

この車線が「KCU」、各車線を走る車が「ロボット」のイメージになります。

このイメージがBizRobo!のKCUと言っているライセンスの構造に近いと思います。

この構造のおかげで大量のロボットを動かしやすい製品になっていると考えております。

― BizRobo!と言えば少し高額な印象もありますが…

確かに、RPAのブームが来た2016年当時は現在のようなラインナップがありませんでしたので、どうしてもその時の価格のイメージが根強く残っているのかなと思います。

現在はBizRobo!miniというスモールスタートに最適なデスクトップ型RPAから、クラウド型RPAのBizRobo! DX Cloud、そして、従来より提供しているサーバー型RPAのBizRobo!Basic、など様々なラインナップで提供しています。

また、全てBizRobo!あベースになりますので、製品を変えることなく、スモールスタートからサーバー型RPAまで同一プラットフォームにてご利用頂くことが可能です。

BizRobo!をより活用するためのサービス等はありますか?

従来は様々なサービスが個別提供されていたのですが、それらを集約したBizRobo!ポータルというサービスを提供開始いたしました。

また、全国のBizRobo!開発者の皆様にご利用頂けるコミュニティになりますBizRobo! LAND COMMUNITYも提供開始しております。

新しいことを始めるにあたり、仲間がいるというのは大変重要な要素だと思っていますので、新しくロボットを利用される第一歩としてご利用いただけるのではないかなと思います。

このようなサービスを筆頭に、現場の方々がより身近にロボットを感じられるようなサービスを多数展開させていただいております。

現場と情シスの協力で推進するRPA

― RPAの導入時に起きる問題等はございますか?

2017年にRPAという言葉がバズワード化してしまい、重要となる要素を検討する前に導入をしてしまった企業も多数あったのではないかと思います。

その際に、導入をすればすぐにものすごい効果が出るだとか、誰でも簡単にすぐにロボットを作れるようになる、といったイメージがかなり先行している状態でした。

現在は多少ブームから年月もたっている関係で、期待値に関しては適切になってきていますが、まだシステム的な、RPA=システムであるとか、RPA=パッケージソフトウェアであるというような考え方はまだまだ根強いとは思いますが、まずは経営層の方々からそういう概念を改めていただきたいです。

我々はRPAというのはテクノロジーというよりも人材技術に近いものだと考えています。

そこに対して早期に効果を求めるのではなくて、ロボットを作成する人材の育成期間等を必要最低限の大事な時間であると認識頂いて、導入を進めていただければと思います。

後は、RPAというと比例曲線的に効果が表れるというイメージがものすごく強いのではないかと思うのですが、実はそうではなくて。

RPAというのはもっとリニアに、曲線を描くように効果が表れるものということを認識する必要があると思いますね。 そうすることで、推進者の方々も担当者の方々もそこまでストレスなくRPAの効果というのを存分に発揮できるのかなと思います。

― 現場での開発に対して、現場の人間からの反発などはあるのでしょうか?

トップダウン型のアプローチで「ロボット化する業務を出してください」といったやり方ではなく、現場の方々が自分たちの業務を効率化、最適化していくものであるとご理解頂くことが非常に重要です。

現場に近いところにロボットがおり、業務を行う方々自らで活用していただくことが非常に重要かなと思います。

そのようなアプローチをされている企業では、反発というよりは自分たちの業務を自分たちで変えていくモチベーションの中でロボットを活用して頂けているケースが続々と増えてきており、1つのロールモデルになっていると思います。

― ガバナンス面で気を付けることはありますか?

ロボットの活用において、導入や開発に比べて圧倒的に運用期間の方が長くなるので、運用やメンテナンスの問題というのは非常に重要です。

そのような中で、現在においては現場か情シスかの二極化が進んでおり、どちら主導で行うべきのような議論を聞くこともありますが、どちらに偏るのははすごく危険だなと感じています。

業務主導でも勿論抑えるべきリスクやセキュリティの観点はありますので、現場部門主導だから情シスは関わらなくていいのかというとそれは危険だと考えます。

また、情シス主導でまずはシステム的にRPAを扱ってしまうと、先ほど申し上げた通り、RPAは業務パッケージではありませんので、活用の範囲が限定的になり、結果として効果が上がらないということがあります。

なので、2極化が進んだ状態ではロボットの活用の幅を広げることが困難となる可能性が高いです。

この2つの要素が上手く融合された状態を作り上げるというのが重要となります。

ロボットの開発や運用は、業務現場の方々がうまく推進できるような形をとりながら、抑えなければならないセキュリティ等の観点を情報システムサイドが支援していくという形が、ロボット活用における成功の近道かなと考えます。

–情シスがない、コンサルタントが雇えない会社ではどのように導入を進めていけばよいでしょうか?              

ロボットの活用にあたり向き合うべき課題として、運用・メンテナンスは不可欠であるというポイントがあります。 情報システム部を機能として持っていない企業にとっては、これが恐らく難しさかなと思います。

システム担当を持つことが出来ない場合は、最低限必要な知識としてRPAの研修を受講されることを推奨いたします。RPAの研修は様々なサービスがありますが、運用実績のある講師がおり、少人数制にて講師が直接且つ確実にフォローしてくれる研修サービスを強く推奨します。

また、弊社も少しずつサービス拡張しておりますが、「事務ロボ」という新サービスを提供開始しており、メンテナンスレスにてロボットをご利用いただけるサービスになります。

最近ではSaaS(Software as a Service)という言葉をよく聞かれると思うんですけれども、バックエンドでロボットが動いている、そのようなサービスをRaaS(Robot as a Service)というのですが、このようなサービスですと中小企業の方でも、1からロボットを作るのではなくて、決められたシナリオから使っていただくということで、分かりやすいのかなと。

このようなものをまず、足掛かりとしてロボットと働くというのがどのようなことなのかを体感し、次のステップである自社用にカスタマイズするというようなお話になるのかなと。

その際には、研修であったりコミュニティのようなものをうまく活用していただきながら、カスタマイズをしていただくといいかなと思います。

― 今後日本においてRPAとはどのようなツールになっていくのでしょうか?

現在おそらく多くの企業の中では、何かしらの形でデジタルトランスフォーメーションを意識されていて、その中の一部のとしてRPAが位置付けられているのだと思います。

現時点ではRPAによる業務の自動化がイメージしやすく、まずここから着手しましょうという形になっているのかなと予想しています。

我々は10年以上ロボットのビジネスをさせて頂いているのですが、当時RPAという言葉はなく、「ロボットアウトソーシングサービス」という形でサービス提供しておりました。ロボットに仕事をアウトソースするという考え方、労働力の不足が確実視される日本ではオーガニックに広がっていくのではないかと考えています。

この労働力の量産を可能とするRPAツールは、必要不可欠な存在となるのではないかと考えています。

また、ロボットは仕事のパートナーとなりますので、今後も連携ソリューションなどで提供可能なサービスが拡張されていくのではないかと考えています。

―今後AIが進化していくにつれ、RPAはどのような立場になるのでしょうか?

RPAもAIも使われる場面が違うのではないかなと私は思っています。

RPAはAIと違い高度な要素はないので、今ある業務の中で作業となってしまっている部分をいかに減らしていけるかという面で使われるべきものだと思います。

どちらかを使ったら、どちらかがなくなるという様な話ではなく、共存していくものだと考えています。

―BizRobo!は今後どのように進化していくのでしょうか?

進化していく中で、どのように進化をしていくのかというのが重要なところだと思います。

我々は現場の方々に活用していただきたい思いの中で、このBizRobo!を提供させていただいています。

なので、ユーザー様がより使いやすい、現場の方の活用が促進されやすいサービスを拡充していくことを継続して行っていくつもりです。

―RPAの将来に対して、RPA テクノロジーズ社のビジョンはありますか?

先ほどもお話しした通り、我々は長く日本で事業をしている経験から、欧米型のRPAと日本型のRPAというものを分けて考えております。

日本が世界に誇るべきものとしては、現場のオペレーション能力とというものが非常に優秀であることだと考えています。

デジタルレイバーは人のオペレーション能力を補助拡張するものであると我々は捉えているんです。

例えば、今はPCを一人一台持っているのは、結構当たり前な時代だと思うのですが、昔はパーソナルコンピューターなんてものはなくて、コンピューターは一社に一台冷蔵庫みたいなものがドーンとあったのがインターネットの始まりの時代なんです。

それがパーソナルコンピューターになった事によって人の処理能力は数千倍になったといわれています。

何が言いたいかと言うと、そこで人の能力がものすごく拡張されたということなんです。

それと同じように、デジタルレイバーを活用することによって、個人がロボットと共に働くことが当たり前に活用できる時代になると思っております。

それによって、人の能力が再び大幅に拡張されるのではないかと考えています。

その結果、仕事のやり方がもちろん変わってきます。

そして、仕事のやり方が変わると、もちろん生活が変わっていきます。

そういう変化が広く起こることによって社会全体が変わっていきます。

今お話しした内容が弊社のビジョンにも通じており、デジタルレイバーの活用を通して実現していきたいと思っております。

これまでの業務を大きく変えるBizRobo!

如何だっただろうか。

RPAは人材技術であり、情シスと現場の協力で、効果の高いRPAの活用が可能になるというのは、企業にとってのRPA導入の一つの解になるのではないだろうか。

今後、ますます進化を遂げていくであろうBizRobo!に、これからも注目をしていきたい。

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