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RPAツールの種類とは?サーバー型・デスクトップ型・クラウド型の違いや特徴を解説

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RPAのツールってたくさんありすぎて違いが分からないことがありませんか?

現在、RPAツールは国内だけでも30種類以上存在しています。

様々あるRPAツールですが、基本的に大きく3種類に分けることができ、デスクトップ型・ サーバー型・クラウド型の3種類があります。

今回は、この3種類について解説していこうと思います。

RPAの種類とは

RPAの違いは、デジタルレイバーによって区別することができます。

デジタルレイバー(ロボット)とは、コンピューターソフトウェアによる仮想的な労働者を指し、人間に代わって働いてくれるロボットのことを指します。

RPAにおける種類の違いは、デジタルレイバーが働く場所によって区別することが可能です。

RPAロボットがサーバー上で動くものをサーバー型のRPAと呼びます。

ロボットをサーバー上で管理するため、同時に複数台のロボットを同時に動作・管理を行うことができ、主に大規模にRPAを展開していく際に向いています。

次に、RPAロボットをデスクトップ上で動かすものをデスクトップ型のRPAと呼びます。

PC一台からRPAを導入することが可能で、主に小規模の開発に向いています。

最後に、RPAロボットがクラウド上で動作するものをクラウド型のRPAと呼びます。

近年、発達してきた種類のRPAで、自社のサーバーではなく、提供されたクラウド上でRPAを同時に動作・管理することが可能です。

一般的なRPAの種類はサーバー・デスクトップ・クラウドなのかによって区別することができるのです。

デスクトップ型RPAの特徴やメリット

RPAデスクトップ型の説明

デスクトップ型のRPAとは、ロボットがデスクトップ上で働くことを指します。

また、RPAというよりはRDA(Robotic Desktop Automation)と呼ばれているものに近いです。

それでは、デスクトップ上で働くことによって、どのような特徴があるのか見ていきましょう。

PC1台からの導入が可能

デスクトップ型は、1台のPCに導入するため、手軽に始めることが可能です。

組織的にロボットを効率よく共有や管理させたいとのことでしたら不向きですが、担当者レベルであれば1台のPCからRPAを導入することもできます。

管理が簡単

ロボットが1台のPC上で完結できるので、全社的に管理する必要もなく、個人単位での管理ができます。

他のPCに作ったロボットや情報が流れることもないので、企業としては比較的安心して導入することが可能です。

しかし、逆に言うと中央管理ができないため、管理体制が俗人的になってしまうというデメリットもあります。

※2017年までは中央管理できないものがほとんどでしたが、2018年頃から中央管理できるオプションを発売しているサービスも出てきています。

サーバー型RPAの特徴やメリット

RPAサーバー型の説明

サーバー型のRPAとは、ロボットがサーバー内で働くことを指します。

それでは、サーバー内で働くことによって、どのような特徴があるのか見ていきましょう。

すべてのロボットを一括した管理が可能

サーバー型のRPAは、サーバー上で動作するため、すべてのロボットを一括して管理・共有することができ、組織的にRPAを推進していくことが可能です。

例えば、各部門ごとで情報を共有しなければならなかったり、同時に行われていく業務に向いています。

高いセキュリティ

サーバー上で運用するため、PC上でRPAを動作させるよりもセキュリティ面で安心できます。

また、個人情報を扱う際など、高いセキュリティ要件が必要な業務にも向いています。

全社的にRPAを導入することが可能

サーバー型のRPAでは、大量のロボットを作成して管理することができるので、社内業務の広い範囲に渡って導入可能というメリットがあります。

RPAを1つの部署だけでなく、会社全体的に広げていきたいという思いがあるのでしたらサーバー型を選ぶほうがよいでしょう。

クラウド型のRPAの特徴やメリット

クラウド型のRPAの説明

クラウド型のRPAとは、ロボットがクラウド上で働くことを指します。

それでは、クラウド上で働くことによって、どのような特徴があるのか見ていきましょう。

自社内にサーバー構築する必要がない

クラウド型(SaaS型)は、RPAをWebプラウザから利用するタイプのことを指します。

そのため、自社内にサーバーを構築する必要がなく、比較的低コストで運用することが可能になります。

新機能が自動的に導入される

WebサービスとしてRPAを提供しているので、新機能が追加されるたびに自動的に更新されていきます。

セキュリティ面が課題

クラウド型の性質上、業務データをクラウド上にアップする必要があるため、データ漏洩のリスクが付きまといます。

クラウド型のRPAツールを導入する前に、秘匿性はどのように担保されているかチェックしておく必要があります。

RPAツールの選び方

様々あるRPAツールですが、企業の特色によっても何型のRPAを選べばよいか変わってきます。

例えば、一つの部署を部分的に自動化させたいのあれば、デスクトップ型が早期導入に結びつけることができます。

社内全体にRPAを導入し、自動化を進めていきたいのであれば、サーバー型やクラウド型が向いています。

RPA導入を考えるよりも前に、まず、社内でRPAをどういった位置づけにしたいかを決め、その特性に合ったツールを選ぶことが重要です。

以下の記事では、より詳しくツール機能を比較していますので、各ツールの特徴を理解したい方は参考にしてみてください。

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RPAツール比較

 

RPAツールソフトを種類別に紹介

デスクトップ型のRPAツール

WinActor

「NTTアドバンステクノロジ株式会社」が提供している純国産のRPAツールです。

他ツールと比較すると簡単に操作ができることが可能で、デスクトップ型なのでPC一台から導入が可能です。

小~中規模の開発に向いているツールになります。

また、WinActorの操作に関する本も出版されているので参考にしてみてはいかがでしょう。

Amazonで清水 亮, 枡田 健吾, 近江 幸吉, 仲井 誠明, 渡辺 泰志, 橋本 勝巳の徹底解説RPAツール Wi…

winactor.comは、国内シェアNo.1 RPAツール「WinActor(ウィンアクター)」のポータルサイトです…

 

UiPath

海外でシェアを伸ばし、日本に上陸したツールになります。

近年、日本語対応を行い国内のユーザー数も多くなってきたツールです。

UiPathの魅力としては、サポート体制にあるでしょう。

オンライン上で、無料のトレーニングを受けることが可能であり、ツール自体も個人や非営利団体なら無料で使うことも可能です。

また、機能の制限は起こりますが、デスクトップ型からサーバー型に切り替えることも可能です。

UiPath(ユーアイパス)はロボティックプロセスオートメーション(RPA)業界のリーディングカンパニーです。企業の「働…

サーバー型のRPAツール

BizRobo!

「RPAテクノロジーズ株式会社」が提供しているRPAツールで、海外でシェアの高い「Kofax」というツールを日本用にアレンジされたツールとなっています。

国内1000社以上のRPA導入実績があり、国内における実績NO.1サービスとして高く評価されているツールです。

サーバー上で一元管理が可能のため、中規模から大規模に向いているツールともいえるでしょう。

また、サーバー型は値段が高く、ミニマムでスタートできないというニーズから、ミニマムでスタートが可能な「BizRobo!mini」どいうツールも登場したのでチェックしてみるといいでしょう。

BluePrism

イギリス発祥の海外産RPAツールになります。

BluePrismの最大の強みはセキュリティ面にあり、ロボットの使うパスワードの自動変更など、金融機関といった高いセキュリティを求められる業界への導入実績が豊富です。

サーバー型のため、一元した管理が可能であり中規模から大規模開発に向いているツールとなります。

ただ、ツールの機能を100%使いこなすためには多少のプログラミングスキルがあった方がいいでしょう。

クラウド型のRPAツール

BiztexX cobit

国内初のクラウド型RPAツールとして、2018年のグッドデザイン賞を受賞したツールです。

BizteX株式会社が提供しており、当然ですが完全に日本語対応しています。

クラウド型のため、自社サーバーなどに導入する必要もなく最短即日でRPAを社内に導入することが可能です。

比較的、低コストで導入が可能ですが、クラウド上で動作するためセキュリティ面で心配が残るのは事実でしょう。

Robotic Crowd

こちらも国内産のクラウド型RPAツールとなります。

現状、無料で使用することができ、手軽にクラウド型のRPAを体感することが出来ます。

特徴としては、EUC( End User Computing )、つまり現場の人間がロボットを使って労働力を自動化しようという考えを実現しようとしているツールです。

ロボットと人間が共存する働き方を実現しようとしているツールになります。

自社のビジョンにあった種類のRPAツールを

ここまで、RPAの種類について解説してきました。

様々なツールがあり、どのツールを選ぶべきか悩む方も多いのではないでしょうか。

大切なことは、一つ一つのツールの特徴を理解し、自社のビジョンにあったツールを選択していくことです。

小規模での開発なのか、全社的にRPAを導入していきたいのか、企業によって様々ですが、現時点で考えるのではなく、今後の労働力の自動化をどのように行っていきたいのかという視点で考えていくとよいでしょう。

また、どのようにRPAツールを選べばよいのかを下記の記事で紹介しているので参考にしてみてはいかがでしょうか。

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