RPAクラウド

”クラウド型”RPAとは? その特徴や相性の良い業務は何かを徹底解剖

RPAクラウド

RPAの導入を検討中の人を最初に悩ませるのが、どの運用方法のRPAにすべきかという問題です。

RPAの導入態様として、”サーバー型”、”クラウド型”、”デスクトップ型”があります。

これらの中で、導入の敷居の低さと、費用の面でバランスが取れていると言われているのがクラウド型です。

なので今回は、”クラウド型”に焦点を当てて、どのような特徴があるのかを徹底解説したいと思います。

※サーバー型、クラウド型、デスクトップ型の違いについて知りたい人は、下の記事を見てください。

”クラウド型”RPAとは?

ではそもそもクラウド型のRPAとはなんなのでしょうか?

RPAには、自社開発を除くと、大きく3種類に分けられるということはすでに述べたとおりですが、クラウド型はロボットの一括管理が可能なタイプのRPAです。

つまり、一つの起点となるロボットが存在し、そのロボットをブラウザ上で動かすことになります。

そのため、サーバー型と似たような紐づいた形態になるのですが、それらも踏まえつつ、クラウド型の特徴について確認していきます。

クラウド型RPAの特徴

一括管理が可能

クラウド型RPAは、基本的にwebを媒体として、提供されているRPAシステムを利用することになります。

そのため、クラウドサーバーに構築されたRPAソフトウェア、つまり、クラウド上のロボットと自社のロボットの全てを紐づけることが可能です。

それによって、一括してロボットを管理することができるだけでなく、RDAではできないような、複数のコンピュータを必要とする処理をすることができます。

導入が容易

クラウド型のRPAは導入が容易です。

似たような機能を備えたサーバー型のRPAシステムと比較した時に、クラウド型は”自社仕様”の要素が強くなくオリジナルにカスタマイズされているわけではないため、より安価で導入をすることが可能です。

逆に、自社専用のものではないため、クラウド型のRPAシステムの方に会社が合わせなければならないといったネガティブな部分も出てきます。

”コンピュータ”にとらわれない

クラウド型のRPAツールは、使用するコンピュータにとらわれません。

サーバー型やデスクトップ型は、コンピュータにソフトウェアをインストールする必要がありますが、クラウド型は、インターネット上のシステムを利用しますので、パソコンが変わっても同様の業務を行うことができます。

さらに、パソコン自体にロボットがいるわけではなく、クラウド上にロボットがいることになるので、パソコンを占有することがなく、パソコンでは別の処理をスムーズに行うことが可能です。

”クラウド型”RPAに相性の良い業務

以上のような特徴を持ったクラウド型RPAにはどのような業務が相性がいいのかを紹介していきます。

web上での作業

クラウド型のRPAはクラウド上にロボットが存在します。

そのため、ロボットが行う業務はwebを使った業務が主な対象になります。

webを使った業務とは一体どんな業務があるかといえば、以下のようなものが挙げられるでしょう。

  • ルールに従ったページの巡回
  • 外部データベースとの連携
  • 自動スクレイピング(web上での自動情報収集)
  • 検索結果の自動抽出

これらの業務は、いざ人がやろうとすると、かなり時間がかかるものですので、これらが自動化できると、必要なマンパワーを大きく削減できるでしょう。

ルーチン作業

ルーチン作業はRPAに任せる業務として、一番先に思い浮かぶものだと思いますが、クラウド型のRPAソフトウェアにも自動代行させることが可能です。

一方で、クラウド型のRPAでは、ロボットがweb上に存在しているため、ローカル環境内にあるシステムやファイルを使った操作はできないのが難点です。

それでも、エクセルなどのソフトと組み合わせることはもちろんできますし、Googleのサービスを使って幅広い業務に対応することができます。

例えば、営業担当の報告書類をもとに顧客リストを自動作成する作業などが考えられます。

”クラウド型”RPAの導入例

自社サイトのモニタリング

BizteX cobitを導入している、株式会社マクアケでは自社サイトのモニタリングにクラウド型のRPAシステムを導入しています。

具体的には、自社サイトに追加されていく情報に関して、誤った情報が掲載されていないかどうかのリスクケアをRPAに代行させています。

これにより、以前リスク管理に充てていた時間の四分の一ほどになったそうです。

競合分析

株式会社ディテイルクラウドクリエイティブは、総務省や日本航空を顧客に抱える、株式会社キーウォーカーのBIzwalkerを使って、競合分析を行いました。

方法としては、webサイト上に”SEO”や”検索エンジン対策”という言葉を含む会社をリストアップし、それらを分析する作業を、webクローラを使って自動代行させました。

これにより、競合をリストアップするだけでなく、どの県に競合が多いのか、ひいてはどの県がSEOに精通した人材を必要としているのかということまで自動的に分析することができました。

これらの情報は、全国展開を考えていた導入企業にとって、大変有益な情報になりました。

さらに、クローラで分析した企業については、会社名、住所、電話番号まで集めることが可能だったので、競合分析だけでなく、営業戦略上も価値のある情報を得ることができたそうです。

まとめ

ここまで、RPA の導入形態の一種である、クラウド型のRPAについて紹介してきました。

クラウド型のRPA は、一括管理ができる上に、サーバ型と比較した時に、導入コストが圧倒的に少ないということが最大の魅力だといえそうです。

最近ではGoogleによって、様々な便利なツールが無料で提供されていますので、クラウド上にロボットが存在するクラウド型のRPAであっても、活躍する場所がかなりあります。

Googleのツールや、webを使った業務が多いという会社に勤務で、RPAの導入を考えているという方には、一つのいい選択肢になるのではないのでしょうか?

RPAクラウド
最新情報をチェックしよう!
>「RPATIMES」へのお問い合わせ

「RPATIMES」へのお問い合わせ

タイアップ記事を投稿してほしい。 インタビューを受けたい。 プレスリリースを送付したい。などのご意見・ご要望がありましたら、こちらまでお問い合わせください。

CTR IMG