RPAとマクロの違いについて徹底解説!メリット・デメリットまで紹介

RPAとExcelマクロ。

どちらも作業を自動化できるという点で共通していますが、実際どちらを利用したほうがいいのか。

それぞれの相違点、メリット・デメリットを徹底解説していきます。

RPAとマクロの違いとは

マクロでできること

マクロとはExcelに標準装備されているExcelに関する単純作業を自動化する機能です。

自動化できる作業としてはセルに関する繰り返し作業とシートに関する繰り返し作業があります。

セルに関する繰り返し作業とは、例えば文字のサイズ・フォント・色を変更、セルの背景色・罫線の設定などを指します。

シートに関する繰り返し作業とは、例えば文字の検索と置換、グラフの操作などを指します。

Excelマクロを使えばこれらを自動化することが可能です。

また、外部サイトからExcelへ出力することができます。

例えばAmazonにアクセスし情報を取得する作業を自動化できます。

Excelに関係するすべての作業はExcelマクロによって自動化できるといっても過言ではないでしょう。

RPAでできること

RPAとはパソコン上での繰り返し作業を自動化する機能です。

パソコン上での単純作業とは例えば、コピーアンドペーストや定期的なメールの自動配信、データ等の入力作業が挙げられます。

もちろん、Excelでのグラフや表作成も自動化することが可能です。

詳細は下の記事にて。

基本パソコン上の繰り返し作業であれば何でも自動化できるので、Excelマクロよりできる範囲が広いと言えます。

しかし、Excelマクロの方が範囲が狭い分、Excelに特化して言えば、Excelマクロのほうが細かく自動化できます。

RPAとマクロの操作性の違い

マクロの操作性

続いては利用するのに欠かせない操作性についてです。

Excelマクロでは複雑な手順を記録し、自動化します。

記録はVBAというプログラミング言語を用いて行われますが、実際には記録したい作業を録画する形をとります。

つまり、操作主がやることは、Excel上で記録開始ボタンを押し、実際に手順を実行し、記録中止ボタンを押すだけです。

記録した後に、VBAを用いて記録した作業の調整をすることは可能ですが、VBAの知識がなくとも、操作可能です。

しかし、外部サイトからの出力などの高度な作業の自動化にはVBA言語が必要となります。

企業が自動化したい業務内容にもよりますが、VBA言語を扱えなければ歯がゆい思いをしかねません。

VBA言語がなくとも利用できますが、Excelマクロを最大限活用するにはVBA言語の習得が不可欠となります。

RPAの操作性

RPAの難易度は一般にExcel関数より難しくプログラミングより簡単と言われています。

IT開発未経験者でも利用可能と言われていますが、研修サービスも展開されていることを考えると、それなりに難易度が高いと考えられます。

しかし、プログラミング言語の習得は不必要です。

もちろんコーディングが出来れば、より高度なシステムの構築が可能になりますが、ほとんどの場合において、プログラミング言語を必要とせずに自動化を行うことが可能です。

RPAツールによっては、Excelマクロ同様に録画する形をとり、その後の編集もアイコンのドラッグアンドドロップで完了するものもあります。

プログラミング言語の習得の必要性という観点から操作性を見ると、RPAに軍配が上がるのではないでしょうか。

Excelマクロのメリット・デメリット

Excelマクロのメリット

追加費用がかからない
Excel内に収まる作業の自動化において操作性がいい

ExcelマクロはExcelに標準装備されているので、Excelさえ入っていれば、余分に費用はかかりません。

また、単純作業の自動化においては、VBAの知識がなくとも操作でき、更に使い慣れているという点では、操作が簡単と言えます。

Excelマクロのデメリット

VBA言語を習得しないと最大限活用できない
自動化できるのはExcelに関係する作業のみ

デメリットはやはりExcel外部が絡んだ場合の自動化です。

VBA言語の習得は簡単ではありませんから、VBA言語習得者の雇用には高い人件費がかかります。

VBA言語習得者を既に雇っている場合、あるいは自動化する作業がExcel内で収まる場合には、Excelマクロで十分でしょう。

RPAのメリット・デメリット

RPAのメリット

パソコン上での作業はほとんど自動化できる
プログラミング言語が必要ない

RPAではExcelマクロとは反対にカバー範囲が広いです。

エクセル以外にも、webサイトやwebアプリケーション、社内システムに到るまでPC上で行う動作は全て自動化に含めることが可能です。

また、高度な技術を使うことで、紙媒体のデータ化を自動で行うこともできます。

プログラミング言語が必要ないことも挙げられます。

RPA開発にはIT開発経験の必要がなく、今いる人材で対応できます

RPAのデメリット

費用が高い
扱えるようになるまでそれなりに時間がかかる

RPAの年間運用費は何十万、何百万とかかります。

決して安いとは言えません。

また、操作性のところで述べた通り、VBA言語は不必要といえども、扱えるようになるにはある程度の勉強が必要となります。

RPAとExcelマクロのメリットデメリット比較

用途に応じた選択を

ここまでExcelマクロとRPAを比較検討してきました。

それぞれにメリットデメリットがあり、それらはまたお互いを補完するような形をとっています。

ExcelマクロとRPAは必ずどちらかを使わなくてはいけないというものではありません。

それぞれのメリットを生かすような業務に使いながら、効率よく自動化を進めていく姿勢が大切だということですね。

最新情報をチェックしよう!
>「RPATIMES」へのお問い合わせ

「RPATIMES」へのお問い合わせ

タイアップ記事を投稿してほしい。 インタビューを受けたい。 プレスリリースを送付したい。などのご意見・ご要望がありましたら、こちらまでお問い合わせください。

CTR IMG